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ECFA第2回交渉、31日から桃園で


ニュース その他分野 作成日:2010年3月30日_記事番号:T00021789

ECFA第2回交渉、31日から桃園で

 
 中台間で締結を目指す海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の第2回交渉が、31日から桃園県大渓鎮の鴻禧大渓別館で2日間の日程で開催され、商品貿易、サービス貿易、アーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)の3項目をテーマに協議を行う。30日付工商時報が報じた。

 台湾側の代表者を務める黄志鵬・経済部国際貿易局長は協議に臨む方針として、内需型中小企業の製品など争点の多い項目については極力議題としないこと、および台湾金融業者による中国進出条件の緩和を勝ち取ることを挙げた。

 なお、注目のアーリーハーベストのリストは、今回の協議では公表に至らない見通しだ。黄局長は「今回はアーリーハーベストの範囲などに双方が要求や立場を表明した上で、口頭での意見交換にとどまる。双方の立場が接近してはじめて公表できる」と説明した。

 第2回交渉の準備に当たった海峡交流基金会(海基会)の関係者は、「協議項目が細かく複雑なため、今回具体的な成果を得られない場合、第3回、第4回の協議を設定する可能性がある」と話している。