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ドイツ銀、延滞債権率22.64%に


ニュース 金融 作成日:2007年8月20日_記事番号:T00002184

ドイツ銀、延滞債権率22.64%に

 
 ドイツ銀行台北支店は亜太固網(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)に対する延滞債権22億台湾元(約75億9,000万円)の計上により、延滞債権率が外銀としては過去最高の22.64%に上った。これは経営状態の悪化により中央存款保険公司(預金保険公社)に接収された、中華商業銀行の19.56%、宝華銀行の13.95%を上回っている。先日18日付経済日報が報じた。

 同支店は亜太固網に昨年120億元の株券を担保に68億元を融資したが、株券の競売申請は裁判所に退けられた。

 台湾における外国銀行の総融資額5,933億元に対する延滞債権はわずか1%の59億元で、行政院金融監督管理委員会(金管会)銀行局は、すでに同支店のリスク管理以外の商品売買を制限している。18日付経済日報が伝えた。