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謝長廷氏、台中市長選に出馬意向


ニュース 政治 作成日:2010年4月2日_記事番号:T00021874

謝長廷氏、台中市長選に出馬意向

 
 民進党元主席で前回2008年の総統選挙に党公認候補として出馬し敗れた謝長廷氏が1日、「党が必要とするならば」との前提条件を付けつつ、年末の直轄市長選挙で台中市で立候補する考えをテレビインタビューに対し示唆した。2日付中国時報が報じた。

 謝氏は総統選の選挙戦で、「敗れれば2度と選挙には出馬しない」と明言していたものの、インタビューでは「党がわたしに責任を果たすことを求めるというのであれば、(総統選敗戦の)責任を取るために、今回責任を果たさないとは言えない」と述べて出馬に意欲を見せ、「最も可能性が高いのは台中だ」と発言した。ただ、党の団結を重視し、あくまでも出馬にこだわるようなことはしないと説明した。

 先日、謝氏の台中市選立候補が伝えられた際には、現在後任候補の呼び声が最も高い林佳龍・同党秘書長が反発している。民進党は1979年の美麗島事件で活躍した弁護士ら「天王」と呼ばれる実力者たちからの世代交代が課題の一つで、謝氏の発言は党内に波紋を広げそうだ。