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長栄海運、アジア近海航路の成長に期待


ニュース 運輸 作成日:2010年4月2日_記事番号:T00021878

長栄海運、アジア近海航路の成長に期待

 
 長栄集団(エバーグリーン・グループ)副総裁で、長栄海運(エバーグリーン・マリン)の謝志堅董事長は1日、「東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス1の自由貿易協定(FTA)の発効を受けて、今年はアジア近海航路の貨物量が5~10%増える」と予測を示した。その上で、中台間で海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)が締結されれば取扱量のさらなる増加が見込めるため、船舶の運用において柔軟に対応していきたいとの考えを語った。2日付経済日報が伝えた。

 謝董事長は、ASEANプラス1の効果は既に出始めていると指摘。また、業界関係者も、「ECFAの協議事項に海運の項目はないが、関税の引き下げによる貨物取扱量の増加で中台路線が活性化し、業界各社に利益をもたらす」との見方を示した。