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台玻のエコガラス、中台で生産強化


ニュース その他製造 作成日:2010年4月6日_記事番号:T00021917

台玻のエコガラス、中台で生産強化

 
 ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)はこのほど、断熱性の高いLOW-Eガラスの生産ラインを中台で計5本新設することを決定した。投資総額は80億台湾元(約238億円)以上、来年にはLOW-Eガラスの総生産能力を3億6,000万平方メートルとし、中台で最大のサプライヤーとなる計画だ。3日付工商時報が伝えた。

 LOW-Eガラスの新生産ラインは、彰浜工場と中国・江蘇省太倉工場で建設中の2工場に設置される。操業開始は今年12月を予定している。

 LOW-Eガラスは環境保護の世界的な流れと、中国政府が新たに建設されるビルでエコガラスの50%以上の採用を義務付けていることで、受注が好調な上、粗利益率は一般製品の約2倍、3割に達するという。同社は現在、台中と昆山(江蘇省)および成都(四川省)に生産ライン計3本を持ち、年間30万トンを生産している。