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合成ゴムの台橡、インド国営企業と合弁事業


ニュース その他製造 作成日:2010年4月7日_記事番号:T00021950

合成ゴムの台橡、インド国営企業と合弁事業

 
 合成ゴム大手の台橡(TSRC)は6日、インド国営石油会社、インディアン・オイル・コーポレーション(IOCL)および丸紅と、インドのハリヤナ州パーニーパットに1億8,000万米ドルを投じ、自動車タイヤの原料となる乳化重合スチレン・ブタジエンゴム(E-SBR)の製造販売会社を設立することで合弁契約を締結したと発表した。出資比率はIOCL50%、台橡30%、丸紅20%。7日付経済日報などが報じた。

 合弁事業ではIOCLがE-SBRの主原料、ブタジエンを供給し、台橡が生産・販売、丸紅が物流を担う。台橡によると、今年中に工場に着工し、2012年稼動予定で、年産能力は当初12万トン、数年後には20万トンを見込む。これまでインドにE-SBR工場はなかったが、今回の合弁で川下から川上までの垂直統合が実現することになる。