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味全とケンコーマヨ合弁、杭州で11年量産へ


ニュース 食品 作成日:2010年4月7日_記事番号:T00021951

味全とケンコーマヨ合弁、杭州で11年量産へ

 
 頂新国際集団傘下の味全食品工業は6日、ポテトサラダなどの調理加工食品や調味料などの製造販売を手掛けるケンコーマヨネーズ(KENKO、本社・東京都世田谷区、炭井孝志社長)と中国での合弁契約を締結した。味全の主管は、「第1工場は杭州市(浙江省)に設置し、2011年に(マヨネーズ・ドレッシングの)量産開始予定。その後、北京や四川省成都市での設置も検討しており、5年後に年間売上高11億台湾元(約33億円)を目指す」と語っており、中国ドレッシング・調味料市場でシェア首位を狙う考えとみられる。6日付蘋果日報が報じた。

 中国・香港のドレッシング・調味料市場に2005年に参入したケンコーマヨは、100%子会社の健可食品(香港)とその傘下の健可食品(東莞)で4月中旬、味全とケンコーマヨを引き受け先とする第三者割当増資を実施して折半出資とし、それぞれ頂可(香港)控股、頂可食品(東莞)実業に改名する。資本金は1億2,100万香港ドル(約14億6,000万円)となる。また、浙江省で頂可食品(杭州)実業を新設する。