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台プラ4社の3月売上高、前年比大幅成長【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年4月7日_記事番号:T00021952

台プラ4社の3月売上高、前年比大幅成長【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が6日発表した3月売上高は、各社とも前年同月比で40%以上の大幅成長を記録した。250億台湾元(約742億円)の大台を突破した台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)をはじめ、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、南亜塑膠(南亜プラスチック)はともに20カ月ぶり最高となった。7日付工商時報が伝えた。
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 各社の売上高は、▽台塑、169億2,600万元(前同月比47.07%増)▽南亜塑膠、185億2,300万元(同68.49%増)▽台化、255億4,800万元(同52.12%増)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、639億1,800万元(同60.18%増)──。

 3月の好業績について台プラは、世界的な景気回復に伴う国際原油価格の上昇や、海外大手の新たな生産ライン稼働が遅れていることで石化製品のオファー価格が上昇したことを挙げた。また、アクリロニトリル(AN)、メタクリル酸メチル(MMA)などニッチ製品の需給逼迫(ひっぱく)が台塑と南亜の売上高に貢献したと説明した。

 なお4社合計の売上高は、3月が前月比12%、前年同月比57.7%増の1,250億元で、第1四半期通期では前年比64.45%増の3,668億4,100万元となった。