米ディスプレイサーチによると、ＴＦＴパネルの出荷が増える季節を迎え、９月はノートパソコンパネル、テレビパネルの需要が伸びて供給不足となり、オファー価格は３～５米ドル上昇する見通しだ。
ノートＰＣの需要が引き続き伸びていること、韓国系メーカーが第７世代生産ラインをテレビパネルにまわし、ブランドメーカーが大量に19、22インチワイドパネルを液晶テレビにを採用したこと、６世代生産ラインが満杯になっていることなどが原因で、各種のパネルで供給不足が生じ、オファー価格は上昇するとみられる。
一方、年末商戦に向けてパネルメーカーとブランドメーカーは戦略的に大画面テレビのパネル価格を下げており、42インチ、46インチテレビパネルの９月のオファー価格は５米ドル～10米ドル下がると予想される。20日付工商時報が報じた。
