ニュース 電子 作成日:2010年4月8日_記事番号:T00021986
EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海科技集団(フォックスコン)は、米国で4月3日に発売されたアップルのタブレット型パソコン「iPad」について、部品4項目および組み立ての計5項目を受託している。同集団幹部は「iPadのサプライチェーンで、5項目の受託は現時点で単一の企業集団として最多だ」と表明した。8日付蘋果日報が伝えた。
鴻海集団では、「iPad」の組み立てを富士康国際(FIH)が担当するほか、鴻海精密工業がコネクターとケーブルを、鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)が金属筐体(きょうたい)を提供する。また、電池モジュールは富士康が、同集団が出資する新普科技(シンプロ・テクノロジー)のリチウム電池を使用し組み立てる。
なお、「iPad」には台湾系10社余りが部品を供給しているとの観測が出ているが、業界関係者は「初回出荷分は日米のサプライヤーが主で、出荷状況が安定してから台湾系企業による供給が本格的に始まる」と指摘している。
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