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クラウド産業推進団体設立、IT生産額10兆元目指す


ニュース 電子 作成日:2010年4月8日_記事番号:T00021988

クラウド産業推進団体設立、IT生産額10兆元目指す

 
 産官共同によるクラウド・コンピューティングの推進団体、台湾雲端運算産業聯盟(台湾クラウド・コンピューティング・コンソーシアム)が7日、経済部の主導で正式に設立された。今年を「クラウド元年」と位置付け、2020年に台湾のIT(情報通信)関連産業の生産額を約10兆台湾元(約30兆円)に引き上げる方針だ。8日付経済日報が伝えた。
 
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設立式典に参加した呂学錦・中華電信董事長(中)ら。参加企業によるサービス企業の設立も検討している(7日=中央社)  
 
 同団体の設立には、経済部のほか、工業技術研究院(工研院)、資訊策進会(資策会)など政府関連機関、台湾区電機電子公会(電電公会)や中華民国資訊軟体協会といった同業者団体、中華電信など企業50社以上が参加した。会長には呂学錦・中華電信董事長が就任した。

 呂会長は、▽インフラ▽応用プラットフォーム▽ソフトウエア――を3本柱としたクラウド技術の応用サービスを推進し、関連システムソリューションなど統合サービス輸出の強化したいとの方針を語った。