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ASE封止事業の3月売上高、過去2番目の高水準


ニュース 電子 作成日:2010年4月8日_記事番号:T00021990

ASE封止事業の3月売上高、過去2番目の高水準

 
 パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体(ASE)が7日発表した3月の業績によると、パッケージング事業の連結売上高は前月比15%増の100億200万台湾元(約295億5,600万円)で、過去2番目となる高水準を記録した。また第1四半期売上高でも274億2,300万元と前期比4.3%増収となり、市場予測の1~3%減を大きく上回った。8日付工商時報が伝えた。

 ASEのパッケージング事業は第1四半期、特に銅ワイヤボンディングの受注が満杯となる好調で、増収に大きく貢献した。同社は同技術で他社に半年のリードを保っているほか、生産能力も業界最大を誇り、今年第1四半期から同技術の大量採用を開始した聯発科技(メディアテック)や海外のIDM(垂直統合型の半導体メーカー)などから受注を獲得し、市場シェア8割を占めている。

 設備業者によると、ASEは今年第4四半期までに銅プロセスのワイヤーボンダーを 処理能力全体の30%に当たる最大4,000台へと倍増させる。売上高も倍増が見込めるという。