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中国重汽、彰浜工業区に工場設置検討


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年4月12日_記事番号:T00022038

中国重汽、彰浜工業区に工場設置検討

 
 経済部関係者は9日、中国トラック大手の中国重汽集団が、彰化県の彰化浜海工業区に工場の設置を検討していることを明らかにした。投資額は50億台湾元(約148億円)に達するとみられる。10日付中国時報が伝えた。

 今回の投資案件は、昨年7月に中国資本による対台湾投資が解禁されて以降で最大規模となる。

 同関係者によると、中国重汽集団は昨年末に幹部が台湾を視察した結果、彰浜工業区をバスの生産拠点として有望視している。今年3月末に経済部関係者が訪中した際にも、同社は強い投資意欲を示した。同社は台湾のバス市場が既に飽和状態にあるため、台湾で組み立てたバスを米国や東南アジアに「台湾製」として輸出する構想だという。

 同関係者は「米国市場ではディーゼルエンジンに対する環境基準が厳しく、中国企業が認証に合格したことはない。台湾や米国の企業と提携すれば、中国重汽の製品の質的向上にも役立つ」と指摘した。