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発火の恐れある除湿機、12.3万台が未回収


ニュース 家電 作成日:2010年4月12日_記事番号:T00022039

発火の恐れある除湿機、12.3万台が未回収

 
 経済部標準検験局は9日、自然発火の恐れがあるとして、2007年にリコール(回収・無償修理)を発表した家電メーカー各社の除湿機のうち、12万3,000台余りが未回収となっていることを明らかにした。10日付中国時報が伝えた。

 同局によると、リコール対象機種は03年から06年にかけて生産された21万台で、基板部品の欠陥により、自然発火する恐れがあるという。このうち約6割が未回収となっている計算だ。

 先ごろ新竹で起きた住宅火災も除湿機からの発火が原因と推定されており、これまでに台湾全土で83件の事故報告が寄せられている。

 リコールの対象は、▽大同(TATUNG)
▽三洋電機▽東元電機(TECO)▽声宝(サンポ)▽ウエスティングハウス▽吉普生(ギブソン)▽富及第(BOSS)▽歌林(コリン)▽ワールプール──の9ブランド、27機種。