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ダイキンの空気清浄機リコール、台湾では2.5万台


ニュース 家電 作成日:2010年4月12日_記事番号:T00022040

ダイキンの空気清浄機リコール、台湾では2.5万台

 
 ダイキン工業は9日、2006年8月から10年1月までに製造した家庭用空気清浄機58機種にフィルターの発火や部品の発熱の恐れがあるとして、国内外で販売した計87万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。このうち、台湾では7機種、2万5,000台が対象となる。10日付蘋果日報が伝えた。

 同社によると、ちりを集めるフィルターにアンモニア系の合成物が付着した際、防臭フィルターとの間に放電が発生し、発火する恐れがあるという。

 台湾での販売代理店、和興興業は、台湾で発火などのトラブルは報告されていないが、電話で届け出があった購入者に対しては、作業員が訪問し、無料でフィルターの交換を行うとしている。同社は「2カ月以内に交換を完了したい」と説明している。

 中華民国消費者文教基金会(消基会)は、「メーカーが訪問修理を表明したことは評価に値する。消費者はリスクに注意し、修理完了まで問題機種の使用を控えてほしい」と呼び掛けた。