ニュース
電子
作成日：2010年4月12日_記事番号：T00022042
ＨＴＣとマイクロソフト、戦友からライバルへ
米携帯電話キャリア大手、ベライゾン・ワイヤレスは４月末から５月初めにかけて携帯電話６機種を発売するが、その中には宏達国際電子（ＨＴＣ）によるグーグルのアンドロイドＯＳ（基本ソフト）搭載スマートフォン「Incredible」と、マイクロソフトが初めて投入する自社ブランド携帯「Ｐｕｒｅ」および「Turtle」が含まれ、これまでWindows（ウインドウズ）携帯陣営で戦友関係にあった両社は、今後ライバルとして市場で直接対決することになる。10日付工商時報が報じた。
ＨＴＣの「Incredible」は、3.7インチディスプレイ、発光ダイオード（ＬＥＤ）フラッシュ付800万画素デジタルカメラ、１ギガヘルツ（GHz）中央処理装置（ＣＰＵ）を搭載し、ベライゾンはモトローラのアンドロイド搭載スマートフォン「Droid」の後継機種と考えているという。
一方、マイクロソフトの「Ｐｕｒｅ」および「Turtle」は、ＩＭ（インスタント・メッセンジャー）およびソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）向けサービスを充実させたモデルで、ＯＳには「Windows CE」が搭載される見込みだ。
