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台韓経済関係、国際貿易局長が改善評価【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年4月14日_記事番号:T00022086

台韓経済関係、国際貿易局長が改善評価【図】

 
 黄志鵬・経済部国際貿易局長は13日、台湾と韓国の経済関係について「過去数年にわたり韓国市場の開拓に努めた結果、韓国に対する貿易赤字は2006年の80億米ドル近くから昨年は32億米ドルに縮小した」と述べつつ、徐々に改善しているという認識を示した。14日付工商時報が伝えた。
 
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 台韓関係は1992年の国交断絶で長期にわたり冷え込み、経済分野では中華民国国際経済合作協会(国経協会)と韓国の全国経済人連合会(全経連)による民間交流が細々と続いていただけだった。しかし、2001年からは中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)と韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)による交流が復活し、その後は航空路線も復活。政府高官によると、4年前から副局長級で始まり、既に局長級に格上げされている当局間の経済貿易諮問会議「台韓経貿諮商会議」も、今後はさらに次長級となる可能性もあるという。

 交通部は台韓断交以来、韓国の海運会社が台日間の定期航路で貨物輸送を行うことなどを禁じてきたが、今後は規制解除が見込まれている。