ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾の10年成長率は4.9%=ADB予測【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年4月14日_記事番号:T00022093

台湾の10年成長率は4.9%=ADB予測【表】

 
 アジア開発銀行(ADB)は13日、アジア各国・地域の最新経済予測を発表し、台湾のGDP(域内総生産)成長率が2010年は4.9%、11年は4.0%となるとの見通しを示した。ADBはまた、台湾にとって中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結は、その他の国家との自由貿易協定(FTA)締結に有利と指摘した。14日付中国時報が報じた。
 
T000220931

 
 ADBによると、台湾は今年、4年で5,000億台湾元(約1兆4,800億円)の公共建設拡大計画や、昨年の台風8号(アジア名・モーラコット)水害被害からの復興計画が内需を刺激する見通しだ。

 ADBはまた、今後2年間も依然、中国がアジア経済のけん引役となるとみており、台湾の輸出は、全体に占める中国・香港向けの比率が4割を超えていることなどから今年20%の成長を記録すると予測した。ただ来年は中国経済の成長スピードが緩やかなものになるとみられることから、台湾の成長率も下落するとの見方だ。