ニュース 商業・サービス 作成日:2010年4月14日_記事番号:T00022103
台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)と富邦集団は、増加する中国人観光客の獲得を狙い、台北市の信義計画区に中級ホテル、晶英酒店(SILKS PLACE、客室数296)を2013年に開業する計画だ。投資額は27億8,000万台湾元(約82億円)を見込む。14日付経済日報が伝えた。
信義計画区の晶華酒店は、同区A10エリアに富邦集団が建設する高層ビルをリースする計画で、既に交通部観光局の同意を得ている。同ビルにはmomo百貨も入居予定。
台北晶華酒店は「設置申請を行ったばかりで、提携の詳細も固まっておらず、正式契約もまだで、コメントはできない」としている。
晶英酒店は格安ホテルの捷絲旅(ジャスト・スリープ)と高級ホテルの台北晶華酒店の中間の客層を狙い、宜蘭に1号店を開業。2012年には台南に2号店が開業する予定だ。
信義計画区では、統一集団のWホテル、新光集団の台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)が年内に開業するほか、国泰集団も新光三越向かい側にフォーシーズンズホテルの建設を計画するなど、今後ホテル開業ラッシュを迎える。晶華・富邦勢の参入で、「信義ホテル戦争」はさらにヒートアップしそうだ。
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