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WiMAXデュアルモード携帯、メディアテックが試作品発表


ニュース 電子 作成日:2010年4月14日_記事番号:T00022104

WiMAXデュアルモード携帯、メディアテックが試作品発表

 
 聯発科技(メディアテック)は13日、高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)事業者や設備業者が台北で開いた「WiMAXフォーラム亜州論壇」で、グーグルのアンドロイドOS(基本ソフト)を搭載したWiMAX対応デュアルモード携帯電話端末の試作品を発表した。市場関係者は今年下半期の量産開始を見込んでいる。14日付蘋果日報が伝えた。

 メディアテックのWiMAX携帯電話端末の発表は、マイクロソフトOS採用機の試作品に続くもの。同社が開発したアンドロイド対応のWiMAX携帯電話端末用チップは、既に英華達(インベンテック・アプライアンシズ)が採用を決めている。メディアテックは、将来的にWiMAX対応機種の需要増で恩恵を受ける見通しだ。

 メディアテックは昨年、WiMAX用チップをマレーシアのパケット・ワン・ネットワークス・マレーシア(P1)から受注したが、売り上げ貢献度はまだまだ低い。

 メディアテック幹部は「WiMAX携帯の量産までにはまだ時間が必要で、まず技術をアピールするのが狙いだ。(WiMAXチップは)少量の出荷が始まっているが、依然として一般のWiMAX製品が主体だ」と説明した。