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ネットブック用パネル、今後大幅成長は見込めず


ニュース 電子 作成日:2010年4月14日_記事番号:T00022108

ネットブック用パネル、今後大幅成長は見込めず

 
 液晶パネル業界関係者によると、3月の低価格ノートパソコン(ネットブック)用パネルの出荷枚数は、台湾メーカーは合計で前月比成長が見られたものの、増加幅は大きくなく、サムスン電子、LGディスプレイ(LGD)の2社は前月比減少となった。PCブランドは最近、販売戦略の重心を一般ノートPCや薄型軽量ノートに置いていることから、今後ネットブック用パネルの出荷が大幅に上向く可能性は低いとみられる。14日付電子時報が報じた。

 2月は稼働日数が少なかった関係で、ネットブック用パネルの出荷も落ち込んだが、3月は稼働日数が回復したにもかかわらず、前月に比べわずかな伸びにとどまった。

 各社のネットブック用パネルの3月出荷枚数は、友達光電(AUO)が前月比横ばいの80万枚、瀚宇彩晶(ハンスター)も80万枚だが前月比では10万枚減。新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、合併した3月18日までの数値で旧・奇美電が約40万枚(同横ばい)、群創が約35万枚(同5万枚増)となった。一方サムスンは30万枚、LGDは40万枚で、ともに前月比10万枚の減少となった。