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エピスター、江蘇・常州工場に着工


ニュース 電子 作成日:2010年4月14日_記事番号:T00022109

エピスター、江蘇・常州工場に着工

 
 発光ダイオード(LED)用エピタキシャルウエハー・チップ最大手、晶元光電(エピスター)は先週、中国・江蘇省常州で、エピウエハー・チップ製造の中国子会社、晶品光電(常州)の工場着工式を行った。投資総額は1億2,000万米ドルで、エピスターの過去最大の中国投資案件となる。14日付工商時報が報じた。

 晶品光電は来年4月に生産を開始する予定で、続いて2期工事に入る。同社は提携関係にある光宝科技(ライトン・テクノロジー)や中国メーカーに、液晶テレビや照明用のLEDチップを供給する。2012年末の段階で有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置30台を導入する予定だ。

 晶品光電にはライトンが2~3割の出資を行うとみられるが、ライトンは董事会での正式決定前だとしてこれについてコメントを避けた。

 なお、エピスターの李秉傑はLED市場の見通しについて、今年は供給過剰は起こらず、来年もLED採用の液晶ディスプレイの市場浸透率が42%まで上昇すると見込まれることから、依然楽観視できると指摘した。