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ラクトパミン解禁、一転当面見送り


ニュース 食品 作成日:2007年8月21日_記事番号:T00002215

ラクトパミン解禁、一転当面見送り

 
 行政院は20日、動物用成長促進剤ラクトパミン(中国語通称・痩肉精)の使用を輸入豚肉に限り解禁する方針を固めた当初方針について、世界保健機関(WHO)が9月初めに最新規範を発表すると見込まれることに加え、各国のデータを精査する必要があるなどとして、解禁を当面見送る方針を明らかにした。

 行政院は当初、同日までに解禁方針を正式発表し、残留期限などを明らかにする予定だった。しかし、ラクトパミンが含まれた米国産豚肉の輸入が解禁さえることに養豚業界の反発が根強く、行政院は解禁見送りに追い込まれた。

 行政院の謝志偉新聞局長は「(正式発表を前に設定した)衛生署の事前予告期間が満了しても、即座に公告、実施するとは限らない」などとして、仕切り直しで解禁を再検討していく方針を示した。
T000022151

衛生署に卵を投げつけて抗議する養豚農家たち。ラクトパミン解禁方針の一時凍結が決まっても抗議は予定通り行われた。
(21日=中央社)