ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

瑞軒が首位に、北米の液晶テレビシェア


ニュース 電子 作成日:2007年8月21日_記事番号:T00002218

瑞軒が首位に、北米の液晶テレビシェア

 
 米ディスプレイサーチ調べの今年第2四半期のテレビ出荷台数統計によると、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)の自社ブランド「Vizio」が北米の液晶テレビ市場でシェア12.1%を獲得し、サムスン、シャープなど有名メーカーを抑えて首位となった。

 第1四半期は市場で第4位だったが、第2四半期は前期比70%、前年同期比400%の大幅な成長となった。液晶とプラズマを合わせたフラットテレビ市場全体においてもシェア11.9%で、11.3%のサムソンを抑えて1位となった。

 瑞軒は2005年のシェア15位から約2年でトップに上りつめた。その急激な成長の理由として、OEM(相手先ブランドによる生産)で培った技術力と、米国の地元販売業者に直接投資し、初期段階で会員制廉価販売という米国式の販売方法を採ったことが挙げられる。

 今年は積極的にサーキット・シティ、シアーズ、ウォルマートなどに販路を広げ、かつ中国製造のコスト面での優位を生かし、有名メーカーの60~70%という低価格を維持したことが奏効したようだ。21日付工商時報が報じた。
T000022181