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民事工程専業法庭、8月に発足


ニュース 建設 作成日:2010年4月19日_記事番号:T00022185

民事工程専業法庭、8月に発足

 
 民間の建設工事に関連する争議案件を取り扱う「民事工程専業法庭(民間工事専門法廷)」が8月1日に台北地方法院に設置される。同法廷の裁判長には同法院民事第5部の薛中興裁判長が内定した。19日付工商時報が伝えた。

 同法廷の設置は、昨年4月の営造業法(建設業法)改正で決まり、1年余りにわたる準備作業、裁判官60人の専門研修などが進められてきた。

 同法廷が取り扱う争議案件は、▽鉄骨工事▽土留め工事▽基礎工事▽足場工事▽生コンクリート工事▽ボーリング工事▽地下管工事▽壁面工事▽庭園・景観工事▽環境保護工事▽防水工事▽その他監督機関が認めた項目──の12項目が対象。

 担当裁判官の研修は、昨年12月に既に初期研修が行われ、今年5月、6月、8月の3回に分け、応用研修が実施される。同法廷は4~5人の裁判官で構成される見通しだ。