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iPadの中国製コピー商品、月末にも台湾上陸か


ニュース 電子 作成日:2010年4月19日_記事番号:T00022192

iPadの中国製コピー商品、月末にも台湾上陸か

 
 米国で4月3日に発売されたアップルのタブレット型パソコン「iPad」の台湾発売日が依然確定しない中、中国で早くも登場したコピー商品が今月中に台湾に上陸する可能性が出ている。19日付蘋果日報によると、コピー商品の製造業者は同紙に対し、「台湾から1万台以上の受注があり、月末にも出荷する」と語ったという。

 蘋果日報によると、iPadコピー商品は「J10」の名称で深圳・華強北商圏で販売されている。アップルの「iPhone」を巨大化したような外観で、メーカーによるとOS(基本ソフト)にはWindows7(ウインドウズセブン)を採用、Wi-Fi機能でネットワーク接続できるほか、将来的には電話としても使えるようになるという。

 ただ、重さは1,200グラムと本家iPad(680グラム)の約2倍、厚みも2センチと本物(1.34センチメートル)より一回り分厚い印象だ。なお、価格は約1万2,000~1万5,000台湾元(約3万5,000~4万4,000円)と、iPadの499米ドルより若干割安となっている。

 中原大学電子計算機センターの張耀仁主任は「品質検査を行っていない模倣電子製品は散熱が悪く、最悪の場合、爆発する危険性もある」と指摘。消費者団体も、「買わない方が無難」と注意を促している。