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プロモス12インチ工場売却、マクロニクスと契約【表】


ニュース 電子 作成日:2010年4月19日_記事番号:T00022199

プロモス12インチ工場売却、マクロニクスと契約【表】

 
 DRAM大手の茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は、新竹科学工業園区の12インチウエハー工場を半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)に売却することで合意し、16日に台北市内のホテルで調印式が行われた。17日付工商時報が伝えた。
 
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固く握手する陳民良プロモス董事長(右)と呉敏求マクロニクス董事長(左)(16日=中央社)
 
 同工場のウエハー生産能力は月産2万枚。譲渡価格は85億台湾元(約250億円)で、プロモスは帳簿上で26億元の売却益を上げる。取引は6月までに完了する見通しだ。

 マクロニクスの呉敏求董事長は記者会見で、「NOR型フラッシュメモリーの需給が逼迫(ひっぱく)する中、工場の新設には巨額の投資が必要となる。プロモスから取得する12インチウエハー工場では高品質のROMやNOR型フラッシュメモリーを生産したい」と述べた。

 マクロニクスは同工場の取得に伴い、今年から来年にかけ、150億~200億元の設備投資を見込んでいる。また、譲渡後の同工場の従業員は3分の2がプロモスからの継続雇用、3分の1がマクロニクス側の人材となる見通しだ。マクロニクスは年内に1,500人の新規採用を見込んでいる。
 
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