ニュース
電子
作成日：2007年8月21日_記事番号：T00002220
英華達、検察の捜査に意見広告
経営陣10人がインサイダー取引にかかわったとして証券取引法違反の罪で起訴された英華達（インベンテック・アプライアンシズ）は20日と21日、検察の起訴内容は事実と異なると訴える意見広告を主要大手紙に掲載した。
英華達は、広告掲載によって株主に事情を説明したかったとするが、掲載された声明では、幹部が一斉に株を手放した直後に株価が同時に大きく下落した「偶然の一致」に対しては釈明がなされなかった。
20日台湾株式市場は急反発して終値が425ポイントの大幅上昇となったが、英華達は意見広告がマイナス効果となったとみられ、一時はストップ安まで下がり、終値は過去最低の51元となった。21日付工商時報が報じた。
