ニュース 社会 作成日:2007年8月22日_記事番号:T00002223
台南市の台南栄誉国民之家でデング熱の集団感染が発生し、感染者は44人、また少なくとも12人についても感染の疑いが持たれている。これは台湾では過去10年間で最大規模のデング熱集団感染となる。現在衛生署疾病管制局(疾管局)による詳しい調査が行われている。
疾管局が機動防疫隊を派遣して感染源を追跡したところ、建物の廃棄冷却水タワー、溝、および消防用貯水槽など全ての個所で媒体となる蚊の繁殖が見つかった。
疾管局の周志浩副局長によると、感染者は全員70~80歳の高齢のため、発熱、湿疹が出た後も、若い人ほど症状がはっきりとせず発見が遅れ、大規模な集団感染につながったようだ。幸い、今のところ全員病状は軽いもよう。
栄誉国民、通称栄民は、国共内戦で敗れて中国大陸から台湾に逃れてきた国民党軍の元兵士のこと。各地の「栄民之家」では、身寄りのない高齢の栄民たちが集団で生活を送っている。22日付中国時報が報じた。
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