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左営軍港のすぐ隣、密航ベトナム人が上陸


ニュース 社会 作成日:2010年4月22日_記事番号:T00022263

左営軍港のすぐ隣、密航ベトナム人が上陸

 
 高雄市・左営軍港の南側に位置する柴山漁港付近で21日未明、ベトナム人の密航グループが上陸したことが分かり、軍と警察で300人を動員して7時間かけて捜索した結果、男3人を逮捕した。上陸地点の付近には行政院海岸巡防署(海巡署)の監視所もあり、管理の不手際が問題視されている。22日付自由時報が報じた。

 密航は現場付近で座礁した粗末な木造船を海軍陸戦隊が発見したことで発覚した。船内には中国・広東省の新聞などがあったことから、広東が出発地とみられるが、逮捕された3人は出発地点や、他の仲間の有無などについて口を閉ざしている。漁業関係者によると、高雄から広東省までの距離は最短180キロで、早ければ1~2日で到着できるという。

 海巡署第5総隊によると、木造船が座礁した海域は海軍が所管する軍事管制区でありながらレーダーの盲点になっており、海巡署の監視所からも3キロの距離があって見えにくい場所だという。