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アイスランド噴火、足止め客160人が帰台


ニュース 運輸 作成日:2010年4月22日_記事番号:T00022270

アイスランド噴火、足止め客160人が帰台

 
 アイスランドで起きた火山噴火の影響で、運航を停止していた欧州線の航空便が20日より相次いで再開され、現地に足止めされていた約160人を乗せた最初の中華航空(チャイナエアライン)便が21日夜、ローマから桃園国際空港に到着した。22日付中国時報が報じた。
 
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中華航空機でローマから帰台した旅行者。中にには到着後「台湾大好き!」と叫ぶ人も(21日=中央社)
 
 同便でようやく台湾にたどり着いた旅行者の男性は、観光バスをチャーターしてローマまで行くのに、通常より850ユーロ(約10万6,000円)多い出費を余儀なくされたという。「とても疲れたが、とにかく無事に帰れたことはうれしい」と帰台の喜びを語った。

 中華航空、長栄航空(エバー航空)ともに22日の欧州線はすべて正常に運航する。ただ、欧州では旅行会社や旅行者の間で台湾に帰る便のチケットの奪い合いが起きているもようで、中華航空は「特殊な事情がある旅行者および高齢者、身体障害者、妊婦などを優先」、エバー航空は「足止めされていた旅行者を最優先する」と表明している。