ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

和桐化学、武漢で界面活性剤生産へ


ニュース 石油・化学 作成日:2010年4月22日_記事番号:T00022276

和桐化学、武漢で界面活性剤生産へ

 
 石油化学大手の和桐化学が、中国・湖北省武漢市で、主にヘアケア製品に配合されるポリオキシエチレンラウリルエーテル(AEO)や、シャンプーや歯磨き粉の原料となるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(AES)の界面活性剤を生産する。21日、8,000万米ドルを投資することで武漢市当局と覚書を取り交わした。22日工商時報が伝えた。

 和桐の生産計画は、中国最大手の石化グループ、中国石油化工集団による年産80万トン規模の武漢エチレンプラント計画が、中国政府の認可を得て推進されることに伴うもの。和桐集団創業者の陳武雄氏によるとプラントは2012年の完成予定で、和桐は中国石油より原料のエチレンを調達する。

 武漢エチレンプラントは、中国石化65%、韓国・SKエナジー35%の合弁事業。プロジェクトの進ちょく状況には1年程度の遅れが出ている。