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作成日：2010年4月22日_記事番号：T00022279
ＵＳＵＮ、中国の医薬品メーカーに自動化設備
液晶パネル検査設備や物流設備の陽程科技（ＵＳＵＮテクノロジー）は21日、中国の九州通医薬集団に自動化物流設備を納入する総額1,500万米ドル相当の提携意向書に署名した。22日付工商時報が伝えた。
九州通医薬集団は、中国の民間医薬品メーカー大手で、既にＵＳＵＮの自動化設備を７～８カ所の物流センターで採用している。九州通は中国全土に30カ所の物流センターを持ち、段階的にＵＳＵＮの自動化物流設備を導入する。納品は来年以降となる予定。今回の受注はＵＳＵＮが中国市場に進出する上で大きな足掛かりとなる見通しだ。
ＵＳＵＮの黄秋逢董事長は「中国では賃金上昇や労働者不足で自動化設備に対する需要が根強い。既に仏山工場（広東省）が黒字転換を果たしたほか、川下の設備投資により、今年の業績は期待できる」と述べた。証券会社は同社の今年の連結売上高が前年比50％増の25億台湾元（約74億2,000万円）に達すると予想している。
