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モバイル・ブロードバンド、通信キャリア3社が強化急ぐ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年4月22日_記事番号:T00022282

モバイル・ブロードバンド、通信キャリア3社が強化急ぐ【表】

 
 スマートフォン人気などを要因としたモバイル機器によるデータ通信量急増を受け、大手通信キャリア3社はモバイル・ブロードバンド網の強化を急いでいる。整備が一通り完了すれば、3社のモバイル機器によるデータ通信容量は3~4倍となり、通信速度も2~3倍に上昇する見込みだ。22日付工商時報が伝えた。
 
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 中華電信のモバイルインターネットユーザーは昨年末の39万件から52万件まで急増しており、同社は第2四半期末に予定していた設備調達では間に合わないとして21日、ノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)から第3世代(3G)規格のコアネットワーク設備を9億3,600万台湾元(約28億円)で緊急発注した。

 中華電信は、過去3年で22倍に増えたモバイル機器によるデータ通信量は、今年もスマートフォン販売およびモバイルネット使用が爆発的に増える観測の下、四半期ごとに30%成長すると予想している。

 台湾大哥大(タイワン・モバイル)は今年、3Gネットの整備および通信容量の拡充に47億元を投じる計画だ。遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)も今年88億5,500万元の設備投資を予定しており、先ごろエリクソンと中国・華為技術に設備を発注した。