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個人資料保護法、最終採決を延期


ニュース その他分野 作成日:2010年4月23日_記事番号:T00022295

個人資料保護法、最終採決を延期

 
 立法院で審議中の個人資料保護法案をめぐり、当事者の同意なく個人情報を公表することを禁じる条項が言論の自由を侵害するとの論議が高まり、23日に予定されていた最終採決(第3読)が延期された。23日付自由時報が伝えた。

 馬英九総統は22日、言論の自由を尊重する立場から行政院、立法院に同法案に対する疑義を解消するよう求める考えを示し、政府と与党・国民党は最終採決の延期を決めた。

 政府・与党は、27日までに立法院での審議をやり直すか、先に法案を成立させた上で1年間の周知期間内に法改正を進める方向を軸に検討を進めている。

 これに関連し、テレビ各局の幹部は22日、王金平立法院長を訪ね、同法案の制定延期を申し入れた。

 野党・民進党の李俊毅幹事長は、同法は言論の自由が保護されていないとして、「採決を見送り、与野党折衝で打開策を探るべきだ」と主張した。