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サブプライム関連連動債、解約相次ぐ


ニュース 金融 作成日:2007年8月22日_記事番号:T00002230

サブプライム関連連動債、解約相次ぐ

 
 米サブプライム住宅ローンの焦げ付き問題が表面化したことで、台湾の金融機関ではサブプライム住宅ローンに関係する連動債の解約が相次いでいる。22日付経済日報が伝えた。

 行政院金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、サブプライム住宅ローンに関係する連動債を扱っていた玉山、中国信託、台新、大衆、聯邦の各銀行における同商品の残高は2週間前の41億台湾元(約141億円)から15億元に減少した。解約規模は26億元に上った計算だ。

 金管会は解約者の平均損失は15~20%で、サブプライム関連商品による個人投資家の損失は3億9,000万~5億2,000万元に達すると推定している。

 このほか、投資信託2本、オフショアファンド25本が米サブプライム住宅ローンに関係しており、投信関連を含むと個人投資家の損失は10億元を超えるとみられる。