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チップボンドのQ1業績、売上・利益が過去最高に


ニュース 電子 作成日:2010年4月23日_記事番号:T00022311

チップボンドのQ1業績、売上・利益が過去最高に

 
 液晶ディスプレイ(LCD)ドライバICパッケージング・テスティング(封止・検査)大手の頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)が22日発表した第1四半期の業績によると、売上高は20億1,100万台湾元(約59億8,000万円)、純利益は前期の3.16倍となる3億9,800万元で、ともに四半期の過去最高を記録した。粗利益率も前期の18.89%から27.11%へと大きく上昇した。23日付工商時報が伝えた。

 第2四半期も需要は依然として強く、引き続き業績成長が見込めるもようだ。さらに、今月1日に飛信半導体(IST、インターナショナル・セミコンダクター・テクノロジー)を合併したことから、売上高の前期比成長率は60%以上に達すると証券会社はみている。

 同社の処理能力は、金バンプでは従来より世界最大、合併後はガラス基板上にチップを実装するCOG、同じくフレキシブル基板(FPC)上に実装するCOF、ウエハーテストでも世界最大となる。LCDドライバのICパッケージングは現在、業界全体の処理能力がひっ迫しており、同社はサプライチェーンで有利な立場にある。