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ウィンテック、Q1は赤字拡大


ニュース 電子 作成日:2010年4月26日_記事番号:T00022341

ウィンテック、Q1は赤字拡大

 
 中小型液晶パネル大手、勝華科技(ウィンテック)が23日発表した第1四半期連結売上高は、前期比7.68%減の75億3,200万台湾元で、純損失は9億9,700万元(約30億円)と、前期の5億1,800万元から拡大した。1~2月の設備稼働率低迷が響いた。24日付工商時報が報じた。

 ただウィンテックは、3月に続き第2四半期もタッチパネルの出荷が伸びると見込み、TFT液晶(薄膜トランジスタ)パネルの新たな受注も出荷が始まるため、今四半期は増収が期待できると楽観している。

 第1四半期の同社出荷は、タッチパネルとTFT液晶パネルが全体の70%を占めたが、米アップルのタブレット型パソコン「iPad」向けが加わったことで既にタッチパネルの出荷がTFT液晶パネルを上回っている。なお売上高では第2四半期、タッチパネルの比率が全体の40~50%まで上昇する見通しだ。