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日本マイクロニクス、LCD検査器具合弁を完全子会社化


ニュース 電子 作成日:2010年4月26日_記事番号:T00022342

日本マイクロニクス、LCD検査器具合弁を完全子会社化

 
 日本マイクロニクス(本社・東京都武蔵野市、長谷川正義社長)は23日、ウエハーテスト検査用部品製造の旺矽科技(MPI・新竹市)との合弁会社で、液晶ディスプレイ(LCD)検査機器の設計・製造・販売・保守を行う美科楽電子(TMC・新竹市)について、5月末で合弁を解消、全株式を約1億3,500万台湾元(約4億円)で買収して完全子会社化すると発表した。

 日本マイクロニクスは2004年、台湾でのLCD検査機器の販売およびサービスの強化を目的にTMCを設立。06年に事業強化を目的にMPIと合弁契約を締結、出資比率は日本マイクロニクス60%、MPI40%としていた。

 マイクロニクスは合弁解消の理由について、所期の目的を達したためで、発展的解消だと説明。今後もMPIとは半導体事業で引き続き協力関係を強めていくしている。

 なお、完全子会社となるTMCは今後、マイクロニクスのフラットパネルディスプレイ(FPD)事業の台湾拠点として強化される方針。