ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

エピスター、LED照明の南亜光電に4割出資【表】


ニュース 電子 作成日:2010年4月26日_記事番号:T00022344

エピスター、LED照明の南亜光電に4割出資【表】

 
 発光ダイオード(LED)用エピタキシャルウエハー・チップ最大手の晶元光電(エピスター)はこのほど、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下でLED照明事業を推進する南亜光電の減資後の増資を引き受け、出資比率を台プラに迫る40.75%とした。エピスターは技術チームを南亜光電に派遣し、自社のLEDチップ生産能力の不足解消を狙う。26日付経済日報が報じた。
 
T000223441

 
 エピスターは昨年末に南亜光電への出資を決定しており、今回8億3,945万台湾元(約25億円)を投じて8,150万株(1株10.30元)を取得した。南亜光電はこのほど、青色LED向けの有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置5台に新たに2台を加えており、将来的には10台を追加する予定だ。

 張世賢エピスター副総経理によると、南亜光電は既にLED街灯、LED蛍光灯、LED電球(MR16)などを手掛けており、今後エピスターが高効率LEDチップ分野の成長に協力することで、来年には黒字転換が見込める。