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中山高速・基隆〜汐止が大渋滞、山崩れ影響


ニュース 運輸 作成日:2010年4月27日_記事番号:T00022356

中山高速・基隆〜汐止が大渋滞、山崩れ影響

 
 基隆市のフォルモサ高速公路(国道3号)の七堵エリアで25日に大規模な山崩れが発生し、通行止めが続いている影響で26日、中山高速公路(国道1号)基隆~汐止間で大渋滞が発生した。通常フォルモサ高速を利用していた車両が、中山高速に流れ込んだためで、同区間ではラッシュ時の交通量が通常の4~5割増となった。27日付中国時報が報じた。

 交通部台湾区国道高速公路局の統計によると、中山高速の基隆から汐止へ向かう下り車線では26日、午前7時からのラッシュ時には交通量が通常の4割増に、各車両の走行速度もわずか20~40キロメートルまで低下した。また、同日午後6時にも汐止から基隆へ向かう上り車線で通常の5割増の交通量となる渋滞が発生した。
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基隆市では26日朝、高速道路の渋滞を心配して、台北への通勤客がいつもより早めに家を出て、バス停に長い列を作った(26日=中央社)
 
 このほか基隆港の輸出入作業にも影響が出ており、同港から中山高速へ向かう一般道はコンテナ車であふれ、通常なら10分程度の高速までの道のりが1時間半以上かかっているという。基隆港務局によると、きょう(27日)は決算日に当たり、コンテナ車の出入りが増えるため、基隆市と協力し、西岸聯外道路からフォルモサ高速を通り事故現場を迂回(うかい)するルートを開放して対応している。