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中華航空、2期連続で増益


ニュース 運輸 作成日:2010年4月27日_記事番号:T00022358

中華航空、2期連続で増益


 中華航空(チャイナエアライン)の魏幸雄董事長は26日、第1四半期の同社純利益が27億4,000万元(約82億2,000万円)となり、2期連続の増益となったことを明らかにした。財務体質の改善が進み、今後も中台直航路線の好調が見込まれることから魏董事長は、今年の税引前利益は少なくとも50億元に達するとの予測を示した。27日付工商時報が報じた。

 中華航空の第1四半期の売上高は、前年同期比37.93%増の310億元。貨物積載量は前年同期比160%増、旅客利用者数は同約20%増加した。また負債率は前年同期の86.95%から79.4%にまで下落、今後75%以下を目指す構えだ。

 また中台関係の改善が進み、さらに5月から上海万博、11月からは台北国際花卉(かき)博覧会が開催されることから同社は、旅客、貨物輸送ともさらに需要が上向くと予想している。

 なお、中華航空は4月から中国・西安、瀋陽線の機体を大型化し、輸送能力を旅客で156人から313人に、貨物積載スペースも2トンから15トンに増えたが、搭乗率は90%を維持しているという。