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南僑の中国事業、Q1は利益倍増


ニュース 食品 作成日:2010年4月27日_記事番号:T00022361

南僑の中国事業、Q1は利益倍増

 
 食品大手の南僑化学工業は、中国事業の第1四半期利益が前年同期比100%増の2,472万人民元(約3億4,000万円)に達した。なお同社は今年、中国油脂事業の売上高で前年比30%増の9億人民元を見込んでいる。27日付蘋果日報が伝えた。

 同社によると、中国では食生活の欧米化が進んでおり、パンやケーキなどを販売する商店が主要都市で増えている。中国全土のパン店は現在5万~6万店前後で、店舗数の年間成長率は15%、同社が供給するパン製造用の油脂や生クリームの売り上げも上昇している。

 天津や広州の油脂工場はほぼフル稼働となっているため、年末までに広州で生産ライン2本を増設、生産能力を8万7,000トンから15万トンへと大幅に拡大する。さらに今後、湖南省長沙に冷凍めん生地工場を設置するほか、業務用アイスクリームの供給開始も計画している。また、中国全土の顧客センターを9拠点から15拠点に拡大する予定だ。