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統一のQ1利益、前年比5割増


ニュース 食品 作成日:2010年4月27日_記事番号:T00022362

統一のQ1利益、前年比5割増

 
 食品最大手の統一企業(ユニプレジデント)が26日発表した第1四半期の業績は、売上高が前年同期比5.5%増の107億9,200万台湾元(約324億2,000万円)、純利益は同49%増の30億9,100万元となった。グループ傘下の中小型パネルメーカー、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)の新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)への統合で、株式交換による7億2,000万元の投資収益計上が大きく貢献した。27日付工商時報が報じた。

 一方、出資比率73.5%の中国事業会社、統一中国控股は、純利益が前年同期比43.8%減の1,924万米ドルとなった。この原因について統一は、中国西南部の干害による原材料価格の高騰を挙げた。ただ、商品構成の見直しを行ったため、今後の業績は引き続き期待できるとしている。

 また、傘下の流通大手の統一超商(プレジデント・チェーンストア)の第1四半期業績は、売上高が前年同期比11.39%増の268億9,000万元、純利益は同108.41%増の16億600万元で、ともに第1四半期として過去最高の数値となった。