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台プラ4社のQ1純利益、前期比17%増【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年4月27日_記事番号:T00022363

台プラ4社のQ1純利益、前期比17%増【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が26日発表した第1四半期純利益の合計は、前期比17.2%増の395億台湾元(約1,180億円)となった。また4億7,800万元の赤字を計上した前年同期から大幅な回復を見せた。27日付経済日報などが報じた。
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 各社の同期純利益は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、81億9,100万元(前年同期比180.9%増)▽南亜塑膠(南亜プラスチック)、90億600万元(同359.4%増)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、109億6,500万元(同312.9%増)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、113億5,700万元(同540.7%増)──。

 証券会社によると、第1四半期は2月に米国東部で起きた暴風雪や、アジア各国で相次いだエチレンプラントの年次保守入りなどにより石油化学原料相場が高止まりする中、台プラグループは垂直統合のメリットを生かし、増益を実現した。第2四半期も原油価格高騰を受け、各社の製品価格上昇が見込め、15~20%成長が期待できそうだ。