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LEDテレビ、今年はシェア15%に


ニュース 家電 作成日:2010年4月27日_記事番号:T00022365

LEDテレビ、今年はシェア15%に

 
 従来型液晶テレビとバックライトに発光ダイオード(LED)を採用したテレビとの価格差が接近する中、2010年の台湾市場におけるLEDテレビのシェアは15%まで拡大するとの業界予測が出ている。明基電通(BenQ)の姚鴻洲台湾総経理は、台湾液晶テレビ市場全体の規模を100万台とした上で、LEDテレビは新たな需要を生み出すわけではないため、経営の苦しい従来型家電メーカーは液晶パネル関連のリソースが確保できなければ、予想以上に早く市場からの撤退を迫られることになると指摘した。27日付電子時報が報じた。

 業界では、42インチ型のLEDテレビ価格は、第2四半期に5万台湾元(約15万円)以下まで下がるとみられており、従来型製品との価格差が約1万元まで縮小すれば、市場規模が爆発的に拡大すると予想されている。

 一方、最近話題となっている3D(3次元)テレビについて姚総経理は、「3Dテレビ市場が大きく成長するのは11年下半期以降」との見方を示した。その他テレビメーカーも年内に3Dテレビを1機種発売する見通しだが、市場の反応を見ることおよび海外大手との競争に乗り遅れないことが目的で、販売台数には期待していないという。