ニュース 電子 作成日:2007年8月22日_記事番号:T00002239
国巨電子(ヤゲオ)と華新科技(ウォルシン・テクノロジー)の2大受動部品メーカーの競争が激しさを増している。華新が21日、業績説明会で配布した資料によると、華新のMLCC(積層セラミックスコンデンサ)月産量は180億個に達し、国巨の145億個を抜いて域内トップに立った。
チップコンデンサでは、国巨の最大月産量500億個にはまだ距離があるものの、華新はグループ企業の信昌電子陶瓷(プロスペリティー・ダイエレクトリックス、PDC)、日本の釜屋電機を合わせて現在の月産量240億個から、来年は少なくとも25%成長の300億個に伸ばしたいとしている。
国巨は原料となるルテニウム価格の上昇を受け、第4四半期から関係製品の5~10%値上げを決めたが、華新の朱有義総経理は、「顧客に対し値上げの要請はしない。しかし、チップコンデンサとMLCCなど利益率の高い商品との抱き合わせ販売をお願いしている」と話す。22日付工商時報が報じた。
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