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作成日：2010年4月28日_記事番号：T00022390
大成集団と上海良友・丸紅、上海で製粉工場合弁
飼料・油脂大手の大成長城集団と丸紅、上海良友集団はこのほど、上海外高橋保税物流園区に合弁で製粉工場を建設すると発表した。新合弁会社、大成良友食品（上海）を設立し、「大成」「鉄人」「天竹」「炮車」ブランドの小麦粉を上海とその周辺地区に供給する。28日付経済日報が伝えた。
新会社の資本額は約１億人民元（約13億6,000万円）で、出資比率は大成と上海良友が各45％、丸紅が10％。経営は主に大成が担当し、総経理も派遣する。
大成は天津と深圳に製粉工場を１基ずつ保有し、ここ数年は華東地区での拠点設置を検討していた。建設される上海の製粉工場はスイス・ビューラー社から最新設備を導入し、１日の生産能力は600トンを予定、天津工場の同250トンの２倍以上となる。年産能力は18万トン、第２期工事が完了すればさらに27万トンまで引き上げられる。 ３社合弁の製粉工場が建設される上海外高橋保税物流園区は通称「食糧専区」と呼ばれ、製粉工場のほか油脂工場、精米工場、物流センターなどが設置されている。
