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故宮博物院の改装汚職、元院長に15年求刑


ニュース 社会 作成日:2007年8月23日_記事番号:T00002247

故宮博物院の改装汚職、元院長に15年求刑


 故宮博物院の改装工事をめぐる入札で特定の建築士事務所の受注に便宜を図ったとして、士林地検は22日、石守謙元院長に懲役15年を求刑するなど計15人を起訴した。

 起訴状によると、石被告らは本館改装工事の設計や工事監督、耐震工事の工事監督で不当に指名競争入札方式を取り、羅興華建築師事務所に3,000万台湾元(約1億300万円)の不当利得を上げさせるなどした。

 検察は「石被告らは故宮博物院の重要工事の責任者でありながら、個人の出世欲を満たしたり、業者の不正利得を助ける目的で、厳格な管理を怠った上、業者の言いなりとなり、公費を節度なく使った」などと批判した。