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エンテロウイルス感染症、6月後半に流行ピーク


ニュース 社会 作成日:2010年5月5日_記事番号:T00022525

エンテロウイルス感染症、6月後半に流行ピーク

 
 行政院衛生署疾病管制局は4日、乳幼児が感染しやすいエンテロウイルスを原因とする感染症(腸病毒、手足口病)の流行期に入っており、6月中旬か下旬には流行のピークを迎えるとの予測を発表した。今年は流行期入りが早かったこと、合併症を引き起こしやすく重症や死亡に至る確率の高い「EV71」タイプの症例が多いこと、および日本や中国で、例年に比べ感染が大規模に広がっていることなどから、十分に注意するよう呼び掛けている。5日付中国時報が報じた。

 疾病管制局によると、エンテロウイルス感染による受診者の数は過去4週間、台湾全域で予想以上のスピードで増えており、中部、東部、台北の順に感染率が高くなっているという。

 疾病管制局では、感染予防として、▽水で濡らす▽石けんを付けて手のひらの裏表、指の間などくまなく20秒間こする▽水で流す▽蛇口に水をかけて洗ってから閉める▽清潔なタオルでふく──といった手洗い方法を推奨している。